ニュースリリースなどの更新頻度が高いコンテンツにブログツールが使われたり、コメント機能、トラツクバック機能をオフにして、webサイト全体をブログツールで構築したりする例が増えているなど、今後、企業のCMS(コンテンツマネジメントシステム:デジタルコンテンツの管理を一元的に行うシステム)として認識される日は近い。 一方、イントラブログは、社内向けに閉じたかたちで設置され、社員を読み手とした社内情報発信を行うために活用される。
すでに情報共有ツールとして普及しているグループウェアやメーリングリストに対するイントラブログの特徴は、情報が蓄積されるためデータベースとしての利用が可能、記事に時間情報が含まれること、記事ごとにURが生成されること、カテゴリー機能が装備されていることにより、目的の記事の検索が非常に容易、「読みたい人が読みにくる」というシステムであるため、記事投稿へのハードルが低く、非定型情報.暗黙知の共有が可能、コメント、トラックバック機能によりダイナミックな議論が展開可能、書き手の人となりが見えることによる社内コミュニケーションの活性化、の5点があげられる。 今後は、すでに使用しているグループウェアとの連携や、イントラブログ上で活発化した議論や蓄積された情報を、実際の業務に速やかに活用することが重要であろう。

RSSフィードが秘めた可能性。 RSSフィードとは、webサイトの更新日時、タイトル、要約などを記述した文書のことであり、ニュースサイトなどでも作成されているが、多くのブログツールでは記事ごとにRSSフイードが自動的に生成されるという特徴がある。
ブログ閲覧者は、お気に入りのブログを登録しておけば、更新されるたびにRSSフイードが通知されるため、新しく記事が投稿されたブログだけを効率的に訪問できるしくみになっている。 これは閲覧者側が自ら登録するものであるため、興味のない人にはRSSフイードが配信されないという利点を活かし、企業が開設しているブログのRSSフイードを興味のある消費者にだけ配信することで、効率的なマーケティング活動やCRM活動が可能になる。
メールマガジンやメール広告に代わる新たなツールとして期待されるが、RSSフイードを受け取って閲覧するために必要な、RSSリーダーの普及浸透が課題といえる。

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